モモイロづくし
2015年の3月と8月のオーストラリアで鳥を見る旅
モモイロインコスペシャルです。
モモイロさんは現地オーストラリアでは、大都市圏では
見ないものの、内陸に行くと珍しい鳥ではなく
電線に留まっていたり、人家のすぐ傍で見られる鳥です。
英名Galahはアボリジニの言葉だそうで、NZの動物園では
板にでかでかと「バカの意味だよ!」と書いてあって
わーそんなに大々的に言わないであげてください!と思いました~(笑)
現在3亜種が確認されていて、
わたしが見た地域がクイーンズランド州の北部と南部なので
写真は2亜種が混ざっているのではないかと思われます。
日本の飼い鳥としてはあまりなじみのない2亜種なので
初めて見た時見慣れたモモイロと違う!と少し違和感。
内陸部の町に行くと、住宅街の公園や空き地に
たくさん群れていて、日本のドバトのようです。
もちろん町の人たちは全然気にもしていない…。
空き地で食べているのは、中身がほとんど入っていないような
オーチャードグラスのような草の実。
種実やペレットだと確かに太るだろうなぁという食生活の垣間見でした。
地上採食性が強いので、歩くのが好きな
コンパニオンバードの子も多いですよね。
樹上生活がメインのオウムに比べると足指が短くて
面白いなぁと思います。
食べている間もせわしなく飛んだりキャァキャァと賑やかな声があがります。
皆飛んで行っちゃった後に取り残された若鳥たち。
どうしたらよいのかイマイチ分かっていないみたいでした(笑)
イチャイチャはインコ・オウムの十八番ですから!的な光景もよくみました(笑)
雨季なので緑いっぱいです。でも意外とピンク色が目立たず…。
菜の花畑でお花を食べていたメス。
四季の境目はあまりないような気がしていたオーストラリアでしたが
緑が芽吹き花が咲き乱れる春の光景がとても美しかったです。
青い空に桃色のお腹が映えて大好きな光景になりました。
オールバードVol.3 2015年5月号にも
少しですが、この探鳥旅のことを書いています。